※エロエロフィーバー第二段。セクター先生に続いてエロしかありません。
※グラッドお兄ちゃんがへタレでも情けなくも優しくもありません。
ドSです。お鬼畜です。別人です。寧ろ人でなしです。(死
※黒兄貴…っていうかもはやドス黒いです。
※下品な言葉のオンパレード。ヘンな言葉を覚えること確実です。(殴











お前は俺の為に死ね:01











ひらひらと、櫻の花びらが舞っている。
雪のように。…死者を送る、灰のように。

『あ…にき、俺は兄貴のことが…す…き、好きなんだ……。
…でも、兄貴がミント姉ちゃんのこと好きなのはよく知ってるから……だから、困らせないようにちゃんと諦める。忘れるから。
………だから、だから今だけは…俺のこと、拒絶しないで…』

『…………』

かぼそい声で切々と紡がれる言葉に、俺は目を細める。
宿の裏手にある櫻を見に行こうと散歩に誘われた先での、突然の告白。
目の前の薄く華奢な肩が、緊張と怯えに微かに震えていた。
銀の髪に薄紅いろの花弁が絡み、全体的に色素の薄いライが散りゆく櫻の木の下に佇む姿はどこか儚く、美しい。
挑むようにこちらを見据える瞳は、冬の湖面のような澄んだみずいろを潤ませて、今は深みのある蒼へとその色を変えていた。
驚きはあった。だが、それよりも愉しい遊びを思い付いたことへの喜びの方が大きい。
俺は普段被っている真面目で純朴な好青年、という道化の仮面を脱ぎ捨て、昏く口許を歪ませて嗤った。

『そうだな…いいぜ、お前と付き合ってやっても』

『あ…にき…?』

纏う空気がいつもとは違うことを感じたのか、ライの猫のように吊り上がった大きな瞳が戸惑いを含んで揺れる。
俺は安心させるようににっこりと微笑みかけながら、先を続けた。

『お前をミントさんの代わりになら、してやってもいいって言ってるんだよ』

『ッ…!』

ライが愕然と目を見張り、強く唇を噛み締める。
悲痛に塗れたその表情は何よりも俺を満足させた。

『嫌なら別にいいんだぜ…?
……代わりになりたいって奴は他にいくらでも居るんだしな』

『や…やだッ!オレ、何でもするから!ミント姉ちゃんの代わりでもいいから!
だから俺を…見捨てないで…!』

弾かれたように顔を上げ、愚直なまでに一途な瞳で言い募る様はあまりに俺の思い通りで、呆れを通り越して愛しくすらある。
俺は大声で笑い出したい衝動を堪えて、ライを腕の中に引き寄せた。

『そうか…何でも言うことを聞くんだな?』

飼い猫にするようにやさしく頭を撫でてやれば、ライは嬉しそうに頬を上気させる。

『うん…兄貴がそれでよろこぶんなら、おれは、兄貴のいうことぜんぶ聞く。何でもするよ』

おそらくライは、思春期にありがちな年上の同性へと抱く憧憬を、恋情の念と履き違えているのだろう。
幼い頃からたった一人で生き抜かねばならず、あまり同年代の子供とは付き合いがなかったために、周りの大人達の中では唯一年の近い俺がその対象に選ばれた…といったところか。
゛人の良い街の駐在軍人さん゛になるためには一人暮らしの子供を放っておくことはできなかったから、ライには殊更世話を焼き優しく接してやった。ただそれだけの理由でしたことが、こんなに面白い遊びになって還ってくるとは…。
俺はくつくつと低く喉を震わせた。
他の良識ある大人だったなら、ライの想いを優しく受け止め、その誤解を正しく諭してやるに違いない。
だが、俺は違う。
生憎と、そんなお優しい情などは持ち合わせていなかった。
ライが傷つくことになろうが、ならまいが、俺には知ったこっちゃない。
恨むなら、俺に気を許した己の迂闊さを呪うことだ。
俺はピンクの小さな唇に軽いキスを落として、ライに甘く微笑みかける。

『………せいぜい、可愛がってやるよ…ライ』

そうして俺は、最高の玩具を手に入れたのだ。
俺だけのために生き、そして死ぬ。
そんな至上の存在を。







「いつも迷惑をかけてすまないねえ、グラッドさん。」

近所に住んでいる老婆がすまなさそうに頭を下げている。
いつものように好青年の仮面を被りながら、グラッドはにこやかな笑みを浮かべた。

「いえ、仕事ですから。
それよりも、今回は自分が拾ったからいいようなものの、次からは気をつけて下さいね?
犯罪のない田舎町とはいえ、心ない人もいますから」

例えばそう、自分のような。
拾った財布を手渡してやりながらそう諭す。
ちらりと壁に掛かった時計に目をやれば、そろそろアレがやって来る時間だった。
宿の食堂を閉める昼すぎには駐在所に来るよう命じておいたから、そろそろだろう。
アレが命令に背くことは、絶対にない。…そういう風に、俺が調教したのだから。
老婆からは見えない位置で、グラッドはくつりと口許を歪める。
そして足の悪い老婆の手を取り、駐在所の出口へと促した。

「まあまあ、ご丁寧にどうも」

「いえいえ。どうぞ、お気をつけて」

外に出れば、予測通り太陽の光を浴びて白銀に輝く髪がグラッドの目を強く射抜いた。
石造りの細い通りをこちらへと、ライが危うげな足取りでふらふらと歩み寄ってくる。
隣の老婆もそれに気付いたのか、驚いたように声を張り上げてライを呼んだ。

「゛忘れじの面影亭゛のライちゃんじゃないの!そんなに具合を悪そうにして…一体どうしたんだい?!」

「自分が見てきましょう」

狼狽える老婆を残して、自分の姿を見て安心したのだろう、グラッドは少し離れたところでうずくまってしまったライの元へと駆け寄った。

「大丈夫か、ライ?」

「…あ…にき……ふ…はっ…ァ……」

さも心配そうな声音と表情を作り、震えている体を優しく抱きしめてやる。
ライは助けを求めるように、潤んだ瞳で必死にグラッドを見つめた。
相当苦しい状態なのだろう、顔は赤くほてり、はぁはぁと荒い呼吸を繰り返している。
薄く開かれた唇からは、紅い舌が誘うようにちらりと覗いていた。
…この分なら、言い付けはきちんと守られているようだな。
ライの様子を確認してグラッドは満足そうに目を細めた。
振り返って、背後で心配気に立ち尽くしている老婆へと声をかける。

「おそらく、日射病か何かでしょう。大したことはありません。
しばらく駐在所で休ませます。」

「…ライちゃん、大丈夫なのかねぇ?」

「ええ、後で医者のところへも連れて行きますし、心配しないでください。
ここは自分が責任を持って様子を見ますから、タニアさんはお帰りになっても大丈夫ですよ。お友達と約束があるんでしょう?」

「…ああ、そうだった!本当は看病してあげたいんだけど…すまないねぇ、申し訳ないけれどグラッドさん、ライちゃんのこと頼みましたよ」

「ええ、任せて下さい」

グラッドが力強く頷くと、漸く納得した様子の老婆がこちらへ一礼して見せる。
しかし本当に心配なのだろう、しきりに後ろを気にしながら、彼女は反対側の通りの向こうへと去って行った。

「………さて、」

背中の曲がった小さな後ろ姿を見送ると、グラッドはそれまで浮かべていた心配そうな表情を消し去り、にたりと愉しげに唇を吊り上げる。
成長期の少年にしては軽いライの身体を軽々と片手で抱え上げると、踵を反して駐在所へと戻った。

「…んっ……ゃ…あぁ……はぅ…っ」

抱き上げて運ばれる刺激だけでも堪らないのだろう、ビクビクと身体を震わせたライが、限界を訴えるようにグラッドの軍服をきゅぅっと握りしめる。
それを背中に感じながら、グラッドは奥の部屋へと向かった。
駐在所に入って正面には応接セットがあり、その横を抜けて奥に進むと報告書が乱雑に並んだグラッドの執務机、さらにその左奥の扉をくぐれば簡易のベッドやキッチン、シャワー室などが設けられた休憩室がある。
そこは生活するのに十分な設備が整っており、一応別に家を借りているものの、休憩室を寝床としているグラッドがその家へ帰ることは滅多になかった。
ドサリ、とやや手荒にライの身体をベッドの上へ放る。

「きゃぅ……っ」

ライは小さく悲鳴を上げて、少しでも身体への衝撃を緩めようと子猫のように身体を丸めた。

「ライ、分かってるな?ちゃんと言い付けを守れているか俺に見せろ。」

「あ……わか、…た…んっ……あに…き」

「……兄貴?俺は二人の時は何と呼べとお前に教えたんだった?」

「ぅ…ごめんなさ…っ……ご、しゅじんさまぁ……っ…」

「…分かってるなら、いい。早くしろ。」

ついに、ぽろりと熱い涙がライの頬を伝う。
ベッドの上で膝立ちになったライは、グラッドの顔を懸命に見つめながら、震える指を自らのズボンへと伸ばした。
しかし焦りのためか、中々上手くボタンを外すことができない。
かちゃかちゃと手間取っている様子を、黒灰の冷めた瞳がじっと見据えている。
その視線に煽られて更に息を乱しながら、ライは数分をかけて、ようやくジッパーまで下ろすことが出来た。
そのまま一気に下穿きを脱ぎ捨てる。
ぷるりと既に勃ち上がっていた華奢なものが飛び出してしまい、羞恥がカッとしろい肌を灼いた。
熱い先走りがとろりと内股を伝い落ちてゆく。
下着など、最初から身につけてはいない。だって、そう命令されているのだから。

「…後ろを向け」

「…は……っ…い……」

グラッドの命令に従って、ライは素直に後ろを向いてそのしろく小さなまろい尻をグラッドの眼前へと差し出した。
自分の注文通りの卑猥な光景に、グラッドは満足気に目を細める。
子供の腕ほどもあるだろう、男性器を模した巨大な張り型をずっぽりと呑み込んだライの可憐な後孔が、ひくひくと蠢いていやらしく男を誘っていた。
元はとても小さなそこは、無理矢理太いものを咥えさせられて健気にも皺ひとつなく拡がり、紅く色付いてグラッドの目を愉しませる。

「…ひっ!…やぁ……ん…っ…は、…ぁ…」

ゆっくりと張り型を呑み込んだ入口の襞を指で辿れば、予期せぬ刺激に敏感な身体が跳ね上がった。

「ふうん…ちゃんと出来てるじゃないか。いい子だ、ライ」

「ぁ…ごしゅじんさ…ま……っ…」

褒めるように頭を撫でてやれば、ライが猫のようにうっとりと瞳を緩ませる。
催淫効果のあるローションを用いて淫具を使わせたはずだから、快楽に弱いこの身体では相当つらかっただろうに…それでも自分に撫でられるだけで嬉しそうに身体を擦り寄せてくる様は健気で、嗜虐心が強く駆り立てられた。
他にもセックスフレンドに当たる女達は幾人か存在したが、今ではグラッドがライ以外と性交渉を持つことはない。
告白されてから一週間ほど徹底して調教したのが効を奏したのか、生来の資質も相俟って、ライの身体は驚くほど敏感で、淫らに男を求めて疼く『メス』の身体へと完全に作り変えられてしまっていた。
たかが駐在軍人とはいえ、帝国軍に名を連ね、その辺の商人よりもずっと高く安定した収入を持つグラッドは、閉鎖された小さな田舎街では充分エリートと言える。
鍛え上げられた長身や整った容姿も手伝って街の若い娘達にはひどく騒がれたし、それを利用してそれなりに豊富な経験を持ってはいたが、ライはその女達の誰とも比べようにならないほど淫らで妖艶な身体をしていた。
一度でもその甘美さを味わってしまえば、さして具合も好くない身体のくせに甘えた声で愛の言葉をねだり、ただ自分は横になって奉仕されるのを待つだけの他のバカな女共には、煩わしすぎて触れる気も起きない。
男に告白してくるぐらいだ。てっきり男同士のセックスについて多少の知識を持っているだろうと予想していた少年は、しかし全くの無垢であった。
それどころか男女の関係の何たるかさえ知らなかったというのだから、失笑ものである。
どうやら、ただ好きだという純粋な想いだけでグラッドに告白したらしい。
それは、グラッドにとって嬉しい誤算であった。
ろくに自慰もしたことのないまっさらな身体を一から教え込み、自分の色へと染めてゆくことのなんと愉しいことか。
次第にグラッドはライの淫靡な身体へと傾倒し、またライも、グラッドの視線ひとつで快感に身を震わせる淫らないきものへと生まれ変わり、底無しの悦楽を与えるグラッドへと更に依存するようになっていた。



















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2007.03.07